【2026年】面接AI活用サービス7選|AI面接官・AI搭載ATSなど4つの型の違いと選び方

更新日:
2026-09-24

💡 この記事で学べること

  • 面接AI活用サービスを分ける4つの型(対話型AI面接官、録画型AI面接、AI搭載ATS・面接記録型、面接インテリジェンス)
  • 各型の代表サービス7つの特徴と、面接前・中・後・データ分析の支援範囲
  • 自社に合う型を決める3つの問い

「一次面接をAIに任せたい」「面接メモと評価入力を減らしたい」「面接官ごとの評価や魅力づけのばらつきをなくしたい」。面接にAIを取り入れる目的は企業ごとに異なり、各サービスが解決する課題も同じではありません。

結論からいうと、最初に決めるべきは、先に解きたいのが面接の「量」なのか、1件ごとの「質」なのかです。一次面接の件数や日程調整が課題なら、AIが面接を担う対話型AI面接官や録画型AI面接が候補になります。質が課題で、それが記録と評価入力の手間であればAI搭載ATS・面接記録型、面接の中身そのものであれば面接インテリジェンスが比較の対象です。

本記事では、日本国内で利用できる面接AI活用サービスを4つの型に分け、型ごとの代表サービス7つを紹介します。2026年9月24日に各社の公式サイト・公式発表を確認して整理しました。掲載順は順位ではありません。本記事はHRmony AIの提供元であるGoodpatchが制作しています。

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面接×AI活用ガイド

4つの型の違いと選び方を1冊に(全35ページ)

対話型AI面接官、録画型AI面接、AI搭載ATS・面接記録型、面接インテリジェンスの4つの型について、解決できる課題・代表サービス・向く企業を整理しました。HRmony AIの面接前・中・後・データ分析の実画面も掲載しています。

面接AI活用サービスは4つの型に分かれる

面接AI活用サービスを比べるときは、サービス名を並べる前に、面接の場で候補者に質問するのが誰なのかを確認することが大切です。そのうえで、面接前・面接中・面接後・データ分析のどこをAIが支えるかを見ると、4つの型に分かれます。

  • 対話型AI面接官:AIが候補者と会話しながら質問し、回答に合わせてその場で深掘りする型です。人は評価レポートを読み、次の選考と最終判断に集中します。
  • 録画型AI面接:決めた質問に、候補者が都合のよい時間に一人で録画して答える型です。面接の場に人もAIもいない非同期の選考で、AIは回答の文字起こし・要約・スコア化などを担います。
  • AI搭載ATS・面接記録型:面接は人が行い、文字起こし・要約・評価ドラフトと、その記録を採用管理やドキュメントに残すところを中心にAIが担う型です。ATS(採用管理システム)のAI機能と、会議ツールの議事録AIを面接に使うものを含みます。製品によっては、面接ガイドやアトラクトの提案、面接官の傾向分析まで備えています。
  • 面接インテリジェンス:面接は人が行い、AIが面接前の準備、面接中の深掘りと魅力づけの観点提示、面接後の評価整理、複数面接のデータ分析までを支える型です。

4つの型が面接のどこを支えるかを並べると、次のようになります。

型面接の主体面接前面接中面接後データ分析
対話型AI面接官AI△ 質問と評価項目を事前に設定〇 AIが質問し、その場で深掘り〇 AIが評価レポートを作成△ 候補者の選考データが中心。一部製品で面接官フィードバック
録画型AI面接なし(非同期)△ 質問を事前に設定× 候補者が一人で録画。深掘りなし〇 回答の記録。AI分析は製品による△ 候補者の選考データが中心。一部製品で面接品質の分析
AI搭載ATS・面接記録型人△ 一部製品で要約・確認ポイント・質問項目の提示△ 記録が中心。一部製品で質問ガイド・追加質問提示〇 文字起こし・要約・評価ドラフト△ 面接官別の傾向は製品による
面接インテリジェンス人〇 候補者理解・質問設計〇 深掘りと魅力づけの観点提示〇 根拠つきの評価整理〇 面接官別・職種別の分析

〇は主な機能として支援、△は一部の製品・一部の範囲で支援、×は支援なしを示します。

この分類は、会社単位ではなく機能単位の区分です。同じ会社が録画型と対話型の両方を提供していることもあれば、AI搭載ATSや録画型・対話型のサービスが、面接官別のレポートや面接品質の分析まで備えていることもあります。会社名ではなく、使う機能がどの型に当たるかを見ると、比較の軸がぶれません。

7サービスの比較表

型ごとの代表サービスを、面接の主体・主な支援範囲・向いている課題で比較します。「向いている課題」は公開機能から考えられる検討の起点であり、導入効果を保証するものではありません。

サービス型面接を行う主体主な支援範囲料金の公開状況向いている課題
HRmony AI面接インテリジェンス人候補者理解、面接プラン、面接中の観点提示、評価整理、面接官別・職種別分析資料・問い合わせで案内1件ごとの見極めと魅力づけの質を、組織で高めたい
QRUU対話型AI面接官AI24時間受験できる一次面接、深掘り、評価レポート、応募者管理月額3万円〜(税抜、AI面接 月30回まで)のプラン制一次面接の実施工数と日程調整をまとめて減らしたい
SHaiN対話型AI面接官AI構造化面接手法に基づくAIヒアリング、資質の評価レポート従量制(税別で標準1件5,000円、アルバイト1件1,000円。後払いは別途年額費用)評価基準をそろえ、日程や場所の制約なく一次面接や昇格試験を行いたい
harutaka録画型AI面接(Web面接・対話型AI面接も提供)なし(録画)/人(Web面接)/AI(AI面接)録画選考のAI解析とスコア化、対話型AI面接、Web面接の記録・要約・評価整理、面接品質の分析見積制録画選考・Web面接・AI面接を1つの基盤で運用し、面接記録から面接品質の改善までつなげたい
HireVue録画型AI面接(ライブ面接も提供)なし(録画)/人(ライブ面接)24時間回答できる録画面接、ライブ面接、AIアセスメント(AI採点)見積制大量の応募者を同じ条件で見比べたい
PERSONAAI搭載ATS・面接記録型人応募者管理、日程調整、評価ドラフト、構造化面接ガイド、採用分析資料・問い合わせで案内採用管理を一元化し、評価入力の運用も効率化したい
トルーAIAI搭載ATS・面接記録型人WEB面談の文字起こし・要約、ATSへの履歴保存、サンクスメール作成資料・問い合わせで案内面談メモと申し送りを軽くしたい

※本文は2026年9月24日の確認情報に基づきます。料金・契約条件・利用できる機能は変わるため、各社の資料・デモで確認してください。

1. 面接インテリジェンス|人の面接を、前・中・後と分析で支える

面接インテリジェンスは、面接官をAIに置き換えるのではなく、人が行う面接の準備・実施・評価を支え、蓄積したデータを次の面接へ戻す型です。面接の工数だけでなく、見極め、アトラクト(候補者への魅力づけ)、面接官育成をまとめて改善したい企業が比較の対象になります。

HRmony AI|面接前・中・後の実画面と、面接データの分析

HRmony AI 面接インテリジェンス公式サイトのファーストビュー

画像:HRmony AI 面接インテリジェンス公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)。画像内の数値は、公式サイトで導入企業の想定効果に基づく数値と注記されているものです

検討の起点になる課題

  • 面接官が変わると、確かめる点や評価の基準が変わってしまう
  • 候補者が自社のどこに惹かれているかが見えず、魅力づけが担当者任せになっている
  • 面接後の評価まとめと申し送りに時間がかかる
  • 面接官の振り返りや育成が、個人の経験に頼ったままになっている

特徴:AIは会話に入らず、面接官を横から支える

HRmony AIの面接インテリジェンスは、AIが候補者に質問するサービスではありません。面接官と候補者が向き合う時間はそのままに、AIは面接前・面接中・面接後・データ分析の4つの場面で面接官を支えます。提示されるのは観点・質問案と下書きで、何を聞き、どう評価するかを決めるのは面接官です。以下の画面はいずれもデモ用のサンプルデータです。

面接前:書類から候補者の要点を読み、確かめる点を決める

履歴書・職務経歴書・公開プロフィールから、候補者の要約、スキルタグ、経歴タイムラインを整理します。あわせて、求人ごとに設定した評価観点(画面の例では課題分解力・実装推進力・協働姿勢)ごとに職務との適合度を示し、書類だけでは確認できない点と、面接での聞き方を添えます。面接前の短い時間で候補者像をつかめます。

HRmony AIの候補者サマリーとAI分析(タイプ分析)の画面

画像:HRmony AIの候補者サマリー画面。要約・スキルタグ・経歴タイムラインと、職務適合性の分析(デモ用のサンプルデータ)

次に、求人票の要件と候補者情報を照合し、書類で確認できた「強み」と、面接で確かめる「確認が必要な領域」に分けます。そのうえで、求人ごとに設定した面接の流れ(伝えたい魅力=アトラクトを含む)に、この候補者向けの質問と「つなぎ」の一言が差し込まれた面接プランができあがります。回ごとに聞く点を分けておくことで、重複と聞き漏らしを減らしやすくなります。

HRmony AIの候補者×ポジションのフィット分析と面接の流れの画面

画像:HRmony AIのフィット分析と面接プラン。左が強みと確認が必要な領域、右がアトラクトと質問が並ぶ面接の流れ(デモ用のサンプルデータ)

面接中:深掘りと魅力づけの観点を画面の端で確認する

面接中は、Google Meet・Zoom・Microsoft TeamsのWeb会議の画面の横に、Chromeの拡張機能でパネルを表示します。候補者に録音・文字起こしを伝えたうえで会話を文字起こしし、質問リスト、見極め、アトラクト、文字起こしのタブを切り替えながら、次に深掘りする観点や、この候補者に伝えたい自社の魅力を確認できます。深掘りやアトラクトの提案は面接官が求めたときに出るもので、AIが会話に割り込むことはなく、使うかどうかは面接官が決めます。面接官がメモに追われにくくなり、聞き漏らしや伝え漏らしを防ぐ助けになります。

HRmony AIの面接中サイドパネルの画面

画像:HRmony AIの面接中の画面。会議画面の右に質問リスト・見極め・アトラクト・文字起こしのタブが並ぶ(デモ用のサンプルデータ)

面接後:根拠つきの評価整理と、評価の下書きが残る

面接が終わると、候補者の志向・経験・期待できる役割・追加確認が必要な点をまとめた面接サマリーと、評価観点ごとの参考評価が表示されます。各観点には面接記録にもとづく「評価根拠」が並び、確認できなかった観点はその旨が残ります。総評・強み・懸念点・申し送りと合否判定の案はAIが下書きし、面接官が自分の言葉に直して確定します。評価を書き起こす時間が、下書きを確認・修正する時間に変わります。

HRmony AIの面接サマリーと評価観点の整理の画面

画像:HRmony AIの面接後の画面。総合適合スコア、面接サマリー、評価観点ごとの評価根拠。確認できなかった観点は追加確認が必要と示される(デモ用のサンプルデータ)

総合適合スコアは、評価観点ごとのスコアを求人で決めた重要度で重み付けし、0〜100に換算した参考値で、合否ではありません。会話テーマごとの要約と全文の文字起こしも開けるため、評価が割れたときに元の会話へ戻って確かめられます。

データ分析:面接官ごと、職種ごとの傾向を読む

面接が積み重なると、面接官ごとに「見極め」と「アトラクト」のスコアと、その推移を確認できます。別枠の詳細分析では、見極めは質問の深掘り力や評価軸カバレッジなど5項目、アトラクトは候補者の関心への応答や具体性のある魅力訴求など5項目で、面接の進め方を見られます。強みと改善ポイントは文章でも返り、改善アドバイスは次の面接で試せる行動の形で示されます。

HRmony AIの面接官詳細分析の画面

画像:HRmony AIの面接官詳細分析。面接ごとの見極め・アトラクトのスコアと、それぞれの詳細分析(デモ用のサンプルデータ)

この画面は面接官を格付けするためのものではなく、面接官自身の振り返りと、組織での改善に使う材料です。面接官が自分の面接記録をもとに振り返れるため、社内で面接官育成を進めるときの材料になります。

職種ごとには、応募者数・面接実施数・総合適合スコアの平均に加え、応募してくる候補者に共通する経験・志向・懸念を「候補者ポートレート」として整理します。同じ画面の下には、応募動機、自社のどこに惹かれているか、よく出る質問カテゴリー、AIによる打ち手の提案が続き、求人票の要件と実際に来ている候補者が合っているかを確かめられます。データが少ない間は傾向を出さず、不足している旨を表示します。

HRmony AIの職種別候補者分析の画面

画像:HRmony AIの職種別候補者分析。応募者数・面接実施数・総合適合スコアの平均と、候補者ポートレート(デモ用のサンプルデータ)

1件ごとの面接支援だけでは、良い面接の工夫は個人の中に閉じたままです。面接データを組織で読み、面接官へのフィードバック、質問設計と評価観点の更新、職種ごとの訴求へ戻していくことが、面接インテリジェンスの中心的な価値です。分析は要因を可視化するもので、原因の確定ではありません。会話記録や採用担当者が把握している事情と合わせて検討します。

比較項目HRmony AI
面接の主体人
面接前候補者サマリー、職務適合の分析、フィット分析、面接プラン(質問とアトラクト)
面接中深掘りと魅力づけの観点提示、文字起こし(ブラウザ拡張)
面接後面接サマリー、評価観点ごとの根拠、評価の下書き
データ分析面接官別のスコアと定性分析、職種別の候補者ポートレート・動機・打ち手
特に合う企業面接件数をこなすより、1件ごとの見極めと魅力づけの質を組織で高めたい企業

2. 対話型AI面接官|AIが質問し、その場で深掘りする

対話型AI面接官は、AIが候補者と音声やテキストで会話しながら質問し、回答に合わせて次の質問を選ぶ型です。人は何を聞き何で評価するかを先に決め、AIが作った評価レポートを読んで通過・不通過を判断します。AIの判定はあくまで参考で合否は人が決め、候補者が人と話すのは次の選考からです。

一次面接の件数が多く面接官を確保できない、日程調整に時間がかかり候補者を待たせている、固定質問では回答の背景まで聞けない、といった課題に向きます。一方で、候補者に「人に評価してほしい」という声が多い職種や、候補者ごとに自社の魅力を伝えたい選考では、人が会う場面を別に設計する必要があります。

QRUU|AI面接官とATSを一体化し、一次面接を代替

AI面接官と採用管理システムを一体化したQRUU公式サイトのファーストビュー

画像:QRUU公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)

検討の起点になる課題

  • 一次面接の件数が多く、面接官を確保できない
  • 日程調整に時間がかかり、候補者を待たせている
  • 夜間や休日の応募にも早く対応したい
  • AI面接と応募者管理を別々のツールで運用したくない

特徴:AIアバターが一次面接を行い、評価までまとめる

QRUUは、対話型AI面接官と採用管理システムを一体化したサービスです。候補者はスマートフォンやPCのブラウザから24時間受験でき、AIアバターが回答に応じてその場で次の質問を組み立てます。面接終了後は根拠となる発言を引用した評価レポートが自動生成され、応募者情報や選考進捗と同じシステムで確認できます。求人媒体との自動連携もあります。2026年7月に提供を始めた新しいサービスで、料金は公式サイトで公開されており、月額3万円(税抜、AI面接 月30回まで)からのプラン制です。

大量採用、拠点採用、夜間応募など、一次面接の供給量とスピードがボトルネックになっている企業に向いています。デモでは、自社の職種に合わせた質問・評価軸の設定と、回答に応じた深掘りの流れ、評価の根拠を二次面接へどう渡せるかを確認しましょう。

SHaiN|構造化面接の手法にもとづくAIヒアリング

対話型AI面接サービスSHaiN公式サイトのファーストビュー

画像:SHaiN公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)

検討の起点になる課題

  • 候補者と面接官の日程が合わず、受検機会を失っている
  • 面接官による質問や評価のばらつきを抑えたい
  • 新卒・中途採用や昇格試験で、共通の観点から回答を集めたい
  • 回答内容と評価をレポートで確認したい

特徴:独自の面接手法をもとにAIがヒアリングを実施

SHaiNは、提供元の構造化面接手法「戦略採用メソッド」にもとづき、AIがヒアリングを行って面接評価レポートを作成するサービスです。受検者はスマートフォンやタブレットから、24時間365日、場所を選ばず面接を受けられます。回答内容はすべてテキスト化され、企業独自のフリー質問も設定できます。料金は1件ごとの従量制で、公式サイトには標準プラン1件5,000円、アルバイトプラン1件1,000円(いずれも税別)と掲載されています。後払いの場合は、別途年額のシステム利用料がかかります。

検討する際は、独自の面接手法で得られる評価項目が、自社の採用基準にどう対応するかがポイントです。QRUUとの比較では、ATSと一体で選考を進めたいのか、AI面接の評価を既存の選考フローへ取り込みたいのかを整理すると判断しやすくなります。

このほか、対話型AI面接官には、AIアバターが質問して面接終了と同時に評価レポートを作り、面接官へのフィードバック機能も持つJAPAN AI HRや、求人票から質問・評価項目を自動生成し多言語の面接にも対応するPeopleX AI面接などがあります。

3. 録画型AI面接|決めた質問に、候補者が録画で答える

録画型AI面接は、全員に聞く質問と回答時間を企業が決め、候補者が都合のよい時間にスマートフォンやPCで録画して答える型です。採用担当は後から動画を視聴して評価し、複数人で同じ回答を見比べられます。録画選考はAIがなくても成り立つ手法で、AIが担うのは主に回答の文字起こし・要約・スコア化です。

面接の時間を合わせる必要がなく、同じ質問を同じ順序で全員に出せるため、日程調整の手間をなくしたい企業や、面接官によって聞く内容が変わるのを避けたい企業に向きます。一方で、その場での深掘りはできず、録画を見て評価する工数は人に残ります。候補者が一人で話す形式のため、魅力づけは別の接点で設計しておく必要があります。

harutaka|録画選考・Web面接・AI面接を1つの基盤で

harutaka公式サイトのファーストビュー

画像:harutaka公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)

検討の起点になる課題

  • 応募が多く、まず条件をそろえて絞り込みたい
  • 録画選考とWeb面接でツールが分かれている
  • 面接の内容を次の担当者へ漏れなく申し送りたい

特徴:録画選考の解析から、次の面接の質問づくりまで

harutakaは、録画選考、Web面接、対話型のAI面接を1つの基盤にまとめた採用DXサービスです。録画選考では、AIが回答の動画とテキストを解析してスコア化し、次の面接で使う推奨質問まで作ります。Web面接では、独自AIが記録・要約から評価の整理までを担い、自社のフォーマットに沿った要約を出力できます。料金は見積制です。

面接動画を解析して面接の質を可視化する採用分析のサービスも提供しています。同じサービスの中で録画型と対話型の両方を選べるため、選考段階ごとにどの機能を使うかを決めておくと比較しやすくなります。デモでは、録画選考の質問設定と、AIによる分析結果が評価の画面でどう表示されるかを確認しましょう。

HireVue|非同期の録画面接で、大量の応募者を同じ条件で見る

HireVue公式サイトのファーストビュー

画像:HireVue(タレンタ株式会社)公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)

検討の起点になる課題

  • グローバルや複数拠点で、応募者を同じ条件で評価したい
  • 候補者の都合に合わせ、24時間いつでも回答できるようにしたい
  • 評価者による判断のぶれを、共通の採点基準で抑えたい

特徴:録画面接とライブ面接、AIによる採点を1つの基盤で

HireVueは、候補者が24時間いつでも回答できる録画面接を中心としたデジタル面接プラットフォームで、日本ではタレンタ株式会社が販売しています。録画面接とライブ面接に対応し、撮り直しの回数も企業が設定できます。録画面接の回答をAIが採点するAIアセスメントも提供されており、米国のHireVue社は、AIで採点する面接について第三者による監査を受けていることを公表しています。料金は個別見積です。

大量の応募者を同じ条件で比べたい企業に向く一方、AIによる採点をどこまで選考判断に使うかは、社内で方針を決めておく必要があります。なお、米国のHireVue社は2026年6月に対話型のAI Interviewerを発表していますが、2026年9月24日時点で、米国HireVueとタレンタのいずれの公式サイトにも日本語対応の記載は見当たりません。

このほか、録画型AI面接には、分岐設問や多様な回答形式を使え、AI面接のオプションも用意するITSUMENなどがあります。なお、録画選考のツールにはAI機能を持たないもの(例:撮り直しの回数を企業が設定できるBioGraph)もあるため、AIによる文字起こしや採点が必要かどうかも確認しましょう。ITSUMENやharutakaのように録画型と対話型の両方を提供している会社もあるため、会社ではなく使う機能で型を判断してください。

4. AI搭載ATS・面接記録型|人が面接し、記録と入力をAIが担う

AI搭載ATS・面接記録型は、面接は人が行い、文字起こし・要約・評価の下書きと、その記録を採用管理に残すところを中心にAIが担う型です。応募者情報、日程、評価、連絡がバラバラのツールにある、面接メモと評価入力が遅れる、面接の申し送りが次の担当者に伝わらない、といった「記録」と「入力」の手間に向きます。

支援範囲は製品によって大きく異なります。文字起こし・要約に特化した製品もあれば、面接ガイドやアトラクトの提案、面接官別のレポートや傾向分析、面接中の追加質問の提示まで備える製品もあります。「記録まで」か、「評価の標準化や面接官の振り返りまで」かを製品ごとに確認しましょう。

PERSONA|採用管理と面接評価入力を一つのATSで運用

AI搭載ATS PERSONA公式サイトのファーストビュー

画像:PERSONA公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)

検討の起点になる課題

  • 応募者情報、日程、評価が複数のツールに分散している
  • 面接後の評価入力が遅れ、選考が止まる
  • 面接官ごとに評価項目の使い方が異なる
  • 採用KPI(重要業績評価指標)をATS上で集計し、改善につなげたい

特徴:ATSを中心に選考オペレーションと評価入力を支援

PERSONAは、応募者データの収集、媒体連携、日程調整、評価回収、分析までを扱うAI搭載ATSです。2026年7月からは、Visionalグループの株式会社PERSONAが提供しています。事前に定義した質問項目などを画面に表示する面接ガイド機能や、候補者の志向性に応じたアトラクト支援、採用データの分析にも対応しています。

2026年3月19日に提供開始を発表したAIによる自動評価入力機能では、面接内容の文字起こしをもとに、選考ごとの評価項目へ合わせた評価ドラフトを自動作成します。面接官はゼロから評価コメントを書くのではなく、AIの下書きを確認・修正して入力を完了できます。

面接官別レポートや採用KPIの分析もあるため、入力作業の効率化だけで捉えると支援範囲を見誤ります。応募者管理から評価までの採用基盤を整えたい場合の検討候補です。

トルーAI|面談の文字起こし・要約をATSへ自動保存

トルーAI公式サイトのファーストビュー

画像:トルーAI公式サイトより引用(2026年9月24日閲覧)

検討の起点になる課題

  • 面談中のメモ取りで候補者との対話に集中できない
  • 一次面談の内容が次の担当者へ十分に共有されない
  • 面談後のサンクスメール作成に時間がかかる

特徴:面談の記録と候補者コミュニケーションを効率化

トルーAIは、採用管理システム「トルー」に搭載されたAI機能です。Microsoft Teams(2025年7月の同社発表)やGoogle Meet(同)での面談に対応し、WEB面談の内容をテキスト化・要約して、応募者管理画面へ履歴として保存します。別の記録ツールからATSへ転記する必要がなく、一次面談から最終面談までの内容を次の担当者へ引き継ぎやすくなります。面談内容を踏まえたサンクスメールを自動作成できることも特徴です。

デモでは、面談終了後に要約が応募者画面のどこへ残り、次の担当者がどう見返すかを確認すると、自社での引き継ぎをイメージできます。

このほか、ATS「HERP Hire」のオプションとして、評価項目に沿った発言の抽出や面接官の傾向分析を備えるHERP AI Recruiter、面接前の要約や面接中の追加質問提示まで扱うヒューマネージのi-web AI面接インテリジェンス(2026年9月10日発表。ATSの機能として提供されるため、本記事ではこの型に含めています)、会議の自動メモ作成を面接の記録に使うGoogle Meetの「自動メモ生成」(対象のGoogle Workspaceエディションなどで利用でき、日本語にも対応。メモはGoogleドキュメントとして保存)などがあります。なお、ヒューマネージの「AI面接インテリジェンス」は同社の製品名で、本記事で型の名前として使う「面接インテリジェンス」とは別のものを指します。

面接AI活用サービスの選び方|3つの問いで型を決める

4つの型のどれが自社に合うかは、次の3つの問いに順に答えると絞れます。

面接AI活用サービスを選ぶ3つの問い

画像:面接AI活用サービスを選ぶ3つの問い。量か質か、その場で深掘りしたいか、質の課題はどこにあるか

問い1. 先に解きたいのは面接の「量」か、1件ごとの「質」か

最初に、一次面接の件数や日程調整といった「量」の課題を先に解くのか、1件ごとの面接の「質」を上げるのかを決めます。応募が多く面接官の数や日程が追いつかないなら、面接の実施そのものをAIや録画に任せる対話型AI面接官・録画型AI面接が候補です。面接官が候補者と話す時間は減らさず、その中身や前後の手間を変えたいなら、AI搭載ATS・面接記録型か面接インテリジェンスを比べます。

問い2.(量の場合)その場で深掘りしたいか

量を先に解く場合は、回答の背景までその場で深掘りしたいかで分かれます。回答に合わせて追加の質問を出したいなら対話型AI面接官、全員に同じ質問を同じ順序で聞いて条件をそろえたいなら録画型AI面接が向きます。録画型は深掘りができない代わりに、元の回答を何度でも見返せますが、視聴と評価の工数は人に残ります。

問い3.(質の場合)質の課題は、記録と評価入力までか、面接の中身からか

質を上げたい場合は、課題がどこにあるかで分かれます。面接メモ、評価入力、申し送りといった記録と入力の手間が中心なら、AI搭載ATS・面接記録型が合います。面接官ごとに確かめる点や魅力の伝え方がばらつく、候補者が自社のどこに惹かれているかが見えない、面接官の育成が進まないといった、面接の中身そのものに課題があるなら、面接インテリジェンスが合います。

ただし、AI搭載ATSにも面接ガイドやアトラクトの提案、面接官分析を持つ製品があります。面接の中身が課題なら、型の名前だけで決めず、面接前に候補者ごとの確認点と質問を用意できるか、面接中にその場で観点を示せるか、面接官別・職種別の分析を次の面接の見直しにつなげられるかを比べましょう。

なお、選考全体をどれか1つの型に統一する必要はありません。一次選考は対話型AI面接官、二次面接以降は人の面接を面接インテリジェンスで支える、といった組み合わせも考えられます。その場合は、前の選考の記録が次の面接官へどう渡るかまで確認しましょう。

HRmony AIが合うのは、1件ごとの見極めと魅力づけの質を組織で高めたい企業

面接準備や評価まとめの時間を減らし、その時間を候補者との対話に使う。さらに、面接官ごとの分析を比べ、うまくいった質問や魅力の伝え方を組織で共有する材料にする。HRmony AIが目指すのは、こうした1件ごとの面接品質と、組織の面接力の向上です。

HRmony AIは、一次面接をAIで大量に処理するためのAI面接官ではありません。主眼は、人が行う面接で、候補者理解、質問、見極め、アトラクト、評価の質を高め、その学びを次の面接へ戻すことです。経験豊富な面接官の頭の中にある「見るべき点」「伝えるべき魅力」を言葉にし、誰でも使える形にすることで、面接の暗黙知を組織の資産に変えることを目指しています。

特に、現場面接官が多い企業では、研修だけで面接の質をそろえるのは簡単ではありません。実際の面接データから面接官ごとの傾向を見つけ、次の面接の質問設計や訴求の見直しにつなげる仕組みがあると、面接官個人の経験を組織の採用力へ変えやすくなります。

4つの型それぞれの代表サービスと選び方、HRmony AIの面接前・中・後・データ分析の実画面は、ホワイトペーパー『面接×AI活用ガイド』に1冊でまとめています。社内での検討資料としてもお使いいただけます。

ホワイトペーパー『面接×AI活用ガイド』の表紙
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面接×AI活用ガイド

4つの型の違いと選び方を1冊に(全35ページ)

対話型AI面接官、録画型AI面接、AI搭載ATS・面接記録型、面接インテリジェンスの4つの型について、解決できる課題・代表サービス・向く企業を整理しました。HRmony AIの面接前・中・後・データ分析の実画面も掲載しています。

まとめ

面接AI活用サービスを比較するときは、機能の多さよりも、面接を誰が行うか、面接前・中・後・データ分析のどこを支援するかを先に整理することが重要です。

  • 対話型AI面接官は、AIが質問しその場で深掘りする。一次面接の量と日程調整の課題に向く
  • 録画型AI面接は、全員に同じ質問を同じ条件で聞く。日程調整をなくしたいときに向くが、深掘りはできず視聴と評価の工数は人に残る
  • AI搭載ATS・面接記録型は、人が面接し、記録と入力を中心にAIが担う。メモ・評価入力・申し送りの課題に向き、製品によって面接ガイドや面接官分析も備える
  • 面接インテリジェンスは、人が面接し、AIが前・中・後と分析を支える。面接官ごとの評価と魅力づけのばらつき、面接官育成の課題に向く

どのサービスでも、最終的な評価と採用判断は企業が行います。まず量と質のどちらを先に解くかを決め、資料やデモで実際の運用を確かめましょう。1件ごとの見極めと魅力づけの質を組織で高めたい場合は、HRmony AIの資料や無料デモで、面接前・中・後から分析までの流れを確認できます。

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